特にサイト表示遅くなったということはないのですが、表示速度は検索エンジン対策(SEO)の面でも一つの指標になるし、徐々にアクセスが増えてきていることを加味して、ワードプレスの高速化をしてみました。(ちなみに、このサイトもWordpressを使ってます。)

ワードプレスの高速化手順

まず、サイト表示速度をチェック

GTmetrixでサイト表示速度と遅延要因をチェック。

ワードプレスを標準のまま利用していると、だいたいこんな結果になるのですが、良い状態とはいえないですね。

  • Minify CSS(スタイルシートの縮小)
  • Defer parsing of JavaScript(JS解析の遅延)
  • Leverage browser caching(ブラウザのキャッシュ活用)

の項目が特に悪いようなので、対策してみました。

CSSやJavaScriptを圧縮する

とりあえず、HTML、CSS、JavaScriptを縮小してくれるWordPressプラグインAutoptimizeを入れてみた。再び、サイトチェックすると以下のように改善されました。

画像とCSSをキャッシュする

Apacheのブラウザキャッシュ(mod_expires)を使うため、.htaccessファイルに以下を記述してみた。

# BEGIN WordPress
<ifModule mod_expires.c>
ExpiresActive On
ExpiresByType image/jpeg "access plus 1 weeks"
ExpiresByType image/jpg "access plus 1 weeks"
ExpiresByType image/gif "access plus 1 weeks"
ExpiresByType image/png "access plus 1 weeks"
ExpiresByType text/css "access plus 1 weeks"
</ifModule>
# END WordPress

そんなこんなで、Minify CSS(スタイルシートの縮小)、Defer parsing of JavaScript(JS解析の遅延)、Leverage browser caching(ブラウザのキャッシュ活用)への対策を行って、サイト表示速度も改善できましたー。

0.5秒改善しただけでも、体感速度は結構変わります。

ワードプレスの高速化の注意点

長々と書きましたが、WP Super Cacheを使えば全部やってくれます(笑)

ただ、キャッシュ化すると修正・変更が即時反映されないなどの弊害(厳密にいうと、その対応策もありますが。)はあります。

また何も理解せずプラグインに頼り切っていると、いざ問題が起こった際に対処できなくなるので、無理に高速化する必要はないのかなって思ってます。