Webマーケティングをしつつ、プロモーション計画を策定・実施することが多いのですが…最近取り組み方が徐々に変わってきました。
消費者の動きを予測して施策を打ってたら、これが怖いくらい大当たり。売上がドカーンと伸びて、広告の費用対効果もグッと改善しました。
消費者インサイトを把握するのに時間を費やす
数値を並べて詳しく説明するのを、やめた
Webプロモーションを考えるときはGoogleアナリティクス、顧客DBや注文データを分析して、次なるプロモーション施策を作ります。
最近、その許諾をとるための説明をする時に数値を並べるのを止めました。
プロモーション計画を策定する時は、もちろんデータ分析数値から算出します。でも、経営者や決裁権者に、計画策定に至るまでのプロセスをいちいち詳しく説明しても理解してもらえないし、分かりやすく綺麗に見せるための資料作りの時間が無駄だと感じてきたのです。だから、詳しいデータを用いて説明するのを止めました。
結果的に、シンプルな内容になったのでウケがいい。気になった施策があれば、策定するまでに至ったプロセスを聞いてくれるので、その時に詳しく話してます。
資料作りの時間を節約した分、顧客と向き合う
カスタマーサポートに届いた顧客の声、ターゲット消費者の声を参考に、プロモーション施策を調整するようになりました。既に加工された2次データではなく、生の声(1次データ)を見ることを多くしたのですが、これが結構気づきが多い!
たまにデータの読み解き方が変わることもある。話し方、コメントの内容・文脈から、ターゲット人物像をより明確に捉えられるようになった感じもしてます。
数値データと顧客の声から、未来を予測する
アクセスデータや注文データ、カスタマーサポートに届いた声って過去のデータなんですよね。
もちろん過去データを分析することも必要なのですが、マーケティングの目的は将来のためのもの。
分析を続けていると、いつのまにか分析することが目的になってしまい、将来のための施策を考えるための一手段だということを忘れることが多くなっているのだと思った。
こういう情報をこういう見せ方で市場に公開したら、消費者はたぶん○○という心境になるだろう。
だ・か・ら、Aの施策をする。違う反応があったらBの施策をする。
…こんな感じで、プロモーション施策を考えるようになってから、楽しさが倍増して、効果も上がりました。
まとめ
過去のデータからある程度傾向は見えても、消費者を取り巻く環境は刻一刻と変化している。
過去データの分析も重要だけど、顧客/消費者の流れ・動きをしっかり捉えて、予測して施策を打っていくことが大切なんだと改めて実感しました。