先日、記事を増やさずにSEO内部施策でアクセスが激増した!という記事が好評だったので、調子に乗って続編書きます。
具体的に何をしたのか…使ったツールと合わせて公開しちゃいます!
記事数によりますが、少なくとも1.3倍くらいアクセス増が見込めるはずですよ。参考にしてみてください。
ブログ過去記事修正の5つのコツ
ブログの過去記事を修正したら劇的にアクセスが増えたんです!
(参考)
記事を増やさずにアクセス1.5倍増!SEO内部施策でしたことまとめメモ
アクセスが激増した一番の要因は、過去記事の修正にあります。ですので、今回は「過去記事修正」に特化して、ぼくがやった方法を公開したいと思います。
記事の中の重要ワードを増やす
SEOを狙う場合、検索を意識した記事タイトルをつけることは常識ですね。
で、改善したのは記事内の重要ワードの調整です。
キーフレーズ抽出ツールを使いました(無料)
http://so-zou.jp/web-app/text/key-phrase/
やり方はかんたんで、記事をコピペしてテキスト解析。瞬時に解析してくれます。
で、どのフレーズが重要にみえてるか確認します。…これが意外と狙ったワードになってないんです。
この結果をもとに、文脈が変わらない程度にキーワードを追加して出現度を高めて修正しました。
このキーフレーズ抽出ツールの判定のロジックは分かりませんし、h2タグの状況も加味してくれません。ですが、キーワードをハイライトしてくれるところがいい!今のSEO対策は、タイトルやh2タグにキーワードを入れよりも文脈重視。キーワードを自然に分散配置することができるGoodなツールだと思います。
キーワード選定や記事タイトルに注意しましょう
関連用語を入れる
複合ワード検索が当たり前の時代になりました。
(検索の時代が終わってるからwという突っ込みはやめてね)
1ワードを重視しますが、複合検索となるもうひとつのワードも重要ということです。ターゲットワードの関連用語を参考に、記事の内容にあうキーワードをすこーし追加していきました。
関連キーワード取得ツールを使いました(無料)
http://www.related-keywords.com/
ただし、安直に関連用語を入れればよいというわけではありません。
文脈を乱さない程度に関連用語を入れるんです!そうすると、ターゲットキーワードを主軸とした幅広い検索流入が見込めます。
まぁ憶測ですけどね・笑
altタグに代替テキストを入れる
altタグに代替テキストって入れてますか?
ぼくは記事の中で複数枚の写真を使うのですが、めんどくさくってついついさぼりがち。(というか入れてなかった)
alt=”P2259927″みたいになってました。
写真が表すものを10~20文字くらいで重要キーワードを意識して代替テキストを入力しました。詰め込み過ぎはダメですよ?かえって逆効果。ペナルティを受ける可能性があるので要注意です。
まぁこれも憶測ですけどね・笑
参考
グーグル推薦!SEOとユーザビリティに有効なaltタグ記述方法
誤字脱字、修飾語の修正する
けっこうあるんです。誤字脱字が!
ぼくみたいにブワァーと書いて、ポチッと記事を公開していると絶対あります。
…みんなもあるでしょ?
誤字脱字がないか、修飾語がおかしくないか…を意識しながら記事を読み返しました。うげっ下手くそすぎるし、全然魅力的じゃねー!みたいな記事もたくさん見つかるはず。…あるよね?
でもあまり力まないでね。気づいたことがあれば直すという程度で十分です。SEO対策として効果があるかどうかは不明ですが、読者の満足度低下を低減することはできるはず。
コンテンツを追加する(文量を増やす)
その記事、本当に価値ありますか?
誤字脱字がないか、修飾語がおかしくないか…意識しながら読んでいると、情報が不足している未熟な記事がきっとあります。
書き殴っただけで不親切だなーと感じた記事にはコンテンツを追加しましょう。あと検索流入ワードで多いけど書かれないない内容があれば追加しましょう。
10個に1個くらいはコンテンツを追加した方がいい記事があるんじゃないかな?
全部やってもいいけど、たぶん途中で挫折すると思うw…ので「10個に1個くらいはちょっとコンテンツを追加しよう」と気軽に取り組むことをおすすめしますよ。効果があれば、また機会を設けてやればいいのかなーっと。
記事を修正した後はFetch as Googleを使います
これらの修正をした後は、Search ConsoleのFetch as Googleを使って再クロールしてもらいましょう。修正した内容が早く反映され、アクセスが増えます。
過去記事を修正してみた結果と感想
-記事を増やさずにアクセス1.5倍増!SEO内部施策でしたことまとめメモ
で書いていたとおり、確実にアクセスがあがりました。1.5倍くらい。
現時点でのアクセスアップ効果は、ほとんどこの過去記事修正によるものだと考えてます。SSL化などの効果は来年かなー。
そして嬉しいことに、Twitter、Facebbok、はてなブックマークで拡散しアクセスが急増しました!!拡散してくれてホントありがとう。
時間対効果もよかったよ
200記事ある中から修正したのは100記事くらい。
約5時間の作業でした。
正直、骨の折れる作業ではあるのですが、アクセスが1.5倍になったので大満足!時間帯効果もよかったと思います。
アクセスが増えるだけでもうれしいのに、振り返る時間にもなって今後の改善に活かせるとか最高じゃないですか?しかも、記事がソーシャルメディアで拡散されるというというおまけつき。最高でした!!
過去記事修正で注意すべきこと
キーワードを詰め込む手法は論外だと思います。
そんな古臭いSEO対策は、一時的に効果があったとしても今後必ず淘汰されます。キーワードを優先して文脈が崩れるのもよくない。1ページ内にキーワードを何%と入れるだとか、そこまでギリギリの勝負はしなくていいですよ。特にブログでは。
過去記事修正で一番怖いのはGoogleのペナルティです。重要ワードがぁ~、関連ワードがぁ~と、キーワードに注力するあまり、人間が読みにくい文章にしてしまっては本末転倒です。たとえ、自然検索流入が増えたとしても滞在時間が短くなるし、直帰率も高くなるのであまりメリットがないですよー。
以上!
最後までご覧いただきありがとうございました。
ちなみに、こうしたSEO内部施策はブログだけでなくECサイトでも有効ですよー。
-ネットショップでSEO対策で実施。半年後の改善結果
レッツ・過去記事修正!
記事の例にした、ザーンセスカンスの記事がめっちゃ見られてるw
まだ低いんだから検索しないでよ( ;´Д`)
— ねとたす@中小企業診断士 (@netotas) October 22, 2015