Googleタグマネージャをつかって、特定の日時にのみタグを配信したいことがあります。
その具体的なタグの予約配信の設定方法や注意点について説明します。
Googleタグマネージャのタグ配信スケジュールの使い方
Googleタグマネージャにはタグ配信スケジュール機能があります。具体的には、タグの配信・停止したバージョンを作成し、公開するといった方法です。
タグ配信スケジュールはどんな時に使うの?
- 期間を限定して、広告配信用のリマーケティングリストを作成したいとき
- Google AdWordsやYahooプロモーション広告のキャンペーンと連動してコンバージョンタグを厳密に配信したいとき
- サイト公開にあわせて、Googleアナリティクスのページビュートラッキングを開始したいとき
などがあります。
ザックリとした流れ
- タグの設定画面で、タグ配信スケジュールを設定する
- 配信スケジュールを設定したタグを含むバージョンを作成して、公開
配信中のタグの停止予約はできる?
タグマネージャで配信中のタグを日時を設定して停止することもできます。開始日時だけ、終了日時だけ、開始日時と終了日時の両方…すべて予約することができます。
注意点
スケジュールを設定したタグを作成したときもバージョンを公開する必要があります。つまりタグ配信スケジュールの項目を更新するだけでは、タグの予約配信・停止は適応されません。
配信スケジュールをセットしたタグを含むバージョンを作成し、公開するようにしましょう。
タグ配信スケジュールの設定方法
「タグを設定」する際に、[詳細設定]をクリックします。
[カスタムのタグ配信スケジュールを有効にする]にチェックいれて、開始日・開始時間・終了日・終了時間を入力します。開始・終了時間は1分刻みで設定することが可能です。
[続行]をクリックし、[タグを保存]をクリックします。
その後、[公開]ボタンをクリックし、カスタムのタグ配信スケジュールが設定されたタグを含めて、バーションを作成し公開します。
以上で、タグの配信・停止予約終了です。