ネットショップのメルマガって何時ごろに送ったら効果的なんだろう?

1円でも多く売上を伸ばすために、考えているならみんな考えますよね。では、どうやって調べたらいいのか?を具体的に紹介したいと思います。

有料のメルマガツールを使えば、メルマガの効果測定は自動でできるのですが、今回は予算の少ないECサイトだったので、Googleアナリティクスを使った計測を紹介します。

サイトに訪問者が多い時間帯は?

まずGoogle Analyticsでカスタムレポートを設定

指標グループに「セッション」や「ユーザー」を含め、ディメンジョンに「時」を入れて終わりっ。必要に応じて、トランザクション数やコンバージョン率、直帰率、収益等を指標グループに設定します。
(事例のサイトでは、「セッション」と「ユーザー」相関性が高かったので、指標グループに「セッション」使ってます。)

Google Analyticsのカスタムレポートを出力

設定したカスタムレポートを表示すると、先ほど設定したレポートが表示されてますので、エクスポートから好きな形式で出力してみる。
(ここでは、ExcelのXLSX形式)

エクセルでグラフ化して可視化

エクスポートしたデータをそのまま開いて、昇順で好きなように並べて、とりあえずグラフ化して、準備完了♪
(早朝6時~深夜5時に見えるように並び替えて、グラフ化してます)

サイト訪問数傾向を見て、メルマガ配信時間帯を決める

まず、注意点したこと

16時から徐々にアクセスが増え、21時台をピークとして、23時台から急激にアクセスが少なくなる傾向があった。(※サイトの顧客層や取扱い商材によって、この特性は変わると思います)
21時台が最もアクセスが多いため、本当はメルマガを配信したいところですが、企業として顧客に対してメールを配信してよいのかな?という疑問が残る。
数十件ならともかく、21時台に何万件というメルマガを配信していたら、クレームが発生する可能性があるということで、営業時間外のメール配信は控えてます。

メルマガ配信の時間帯

アクセスの傾向を見て、昼休みの12時~13時台、学校や仕事が終わる17時以降を基準にすることにしました。配信基準時間帯を2つ設けることによって、メール配信を分割できたりするメリットもありますし、17時台に配信しておくと帰宅途中にメールをチェックしてくれる可能性が高い…とか、いろいろと前向きに捉えてます。

メルマガを配信してみた結果

昼休みの12時~13時台

コンバージョン率が高いっ!(赤が注文件数の推移)
昼休みは1時間など…限られた時間なので、欲しい商品を案内できれば決断が早いのではないか?と思い、昼休み時間帯に新商品を公開したり、昼休み限定のキャンペーンで購買を促進したりして、コンバージョン率をさらに高める施策を行ってます。(スマホファーストに取り組んだ一つの理由でもあります。詳しくは、コチラの記事で。)

学校や仕事が終わる17時以降

この時間の配信は、帰宅中にスマホでメールを確認してそのまま購入したり、帰宅後じっくり比較しながら購入する特徴があります。
昼休みと違って、メルマガ配信後数時間経ってから、メールをチェックする方も多いので、まず開封してもらえるように、メルマガのタイトルに気を使ってる感じです。